活用事例

アンテナ2組でチューナー8台対応

スカパー!プレミアムサービスを視聴し始めると、面白さに気づきどんどんチューナーを増やしたくなるもの。ところがプレミアムサービスの最大の欠点は、アンテナのケーブル線を分配できないことであり、チューナーを増やせば増やすだけ、アンテナも増やす必要がある。しかし、アンテナは設置スペースの問題で多くて2セットが限界。でも各部屋にあるテレビで衛星放送が見たい。 そこで、最小のアンテナと費用でスカパープレミアムの同軸ケーブルを最大限分配するテクニックをご紹介します。

MultiSwitchの活用方法

スカパープレミアムサービスは、なぜアンテナ線を分配できないのか?

通常のBS/110°CSデジタル放送は、全て東経110度軌道上の衛星から放送波が出力されている。従い、パラボラアンテナ一つで全ての放送の電波を受信可能であり、受信した電波を分配しても問題無い。

 

ところがスカパープレミアムサービスは多チャンネル放送を実現するため、東経128度軌道上のJCSAT-3A衛星と、東経124度軌道上のJCSAT-4B衛星の2衛星から電波が発信されている(東経128度CSを利用したパーフェクTV!と、東経124度CSを利用予定だったJスカイBとが合併し、スカパーが誕生したこととも関係している)。

 

またスカパーでは、それぞれの衛星から偏波面の異なる2種類(垂直V又は水平H)のパターンの電波で放送している。従い、チャンネル切り替えのたびにJCSAT-3A(V)、JCSAT-3A(H)、JCSAT-4B(V)、JCSAT-4B(H)、の計4パターンのうち、1種別を選んで受信する必要があるが、同軸ケーブルはこれら4パターンのうち1種類しか伝送できない。従い各チューナは選択されたチャンネルが属する電波を受信するため、アンテナに向けて制御信号を送出することで、受信に必要な電波種別を切り替えている。

 

このような処理を行うため、アンテナとチューナーとは1対1で接続する必要がある。

但し4種類の電波を受信できる環境であれば、4種類の中から1種類を選ぶことで全ての放送を視聴できる。MultiSwitchは、複数のパラボラアンテナから計4種類の電波を受信し、チューナーからの制御信号により4種類から1種類の電波を選んでチューナーへ送り出す装置なので、運用の際には以下の制限がある。

  • アンテナは必ず4出力必要(2出力に対応したマルチ衛星アンテナーSP-SHV100DやSM-AM600Mであれば、パラボラアンテナ2台で4種類の電波を受信できる)。

  • MultiSwitchとチューナーとの間では、電波を分配することはできない。

  • MultiSwitchを導入してもしなくても宅内配線工事の手間は殆ど変わらないので、アンテナを3基以上設置できる環境であれば、アンテナをどんどん増やしていく方が拡張性は優れている。

アンテナ2組でチューナー8台対応する環境を作るに必要な機器を紹介

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